20年余の記録と記憶
さて、父の山好き山歩きの記ですが、父が百名山制覇をやってしまった時期としてはまだ写真はフィルムで撮ってた頃の話。そして残っているのは父にしか解らない簡単なメモ書きとフィルム、そして父の記憶。
20年以上を経過したこの“資料”を元に作業を進めて行くわけです。
なっかなか大変ですぞ。
まずさしあたり、フィルムを確認するために Kenko フィルムスキャナー KFS-14WSSTを導入。画像をHDMIケーブルで繋いだテレビに映せるのがポイント。しかしながら、それまで父が持っていたテレビにはHDMIポートが1つしかなく、そのポートはDVDレコーダーで埋まってる。まあ、画面も小さいのでこれを機に大きいテレビに変えようかと32インチのハイセンスを一緒に購入。
そして、フィルム確認環境設置当日。
古いテレビを撤去~DVDレコーダー・VHSビデオデッキ等々の継ぎ足し継ぎ足しでぐちゃぐちゃになった配線を整理して新しい32インチを設置。テレビの設定が終わったところで、父。
「おい聖、このテレビは番組録画できんのか?」…と。
ノーマークコンテンツだったので一瞬フリーズした僕でしたが取説を確認、ハードディスクを繋いだら録画できる事を伝えた…ら、
「おお、じゃあそうしてくれ」
ノーマークコンテンツがノーマークリクエストに進化。ハードディスクを買いに行ってきて繋いで録画できるようになったところでタイムアップ。フィルムスキャナーの映像がHDMI接続でテレビに映ることを確認して初日は終了。
でも32インチの画面に映される山の写真はなかなか良いですな~。これからの作業が楽しみです。
つづく。